センターの対応 事例@は、預託商法(和牛オーナー制度と称して、繁殖牛のオーナーを募集。預託金を払うと業者が牛を育成し、生まれた子牛の売却益を配当金とする方式。高配当と売り込む。)により、数万人の会員から出資金を募っていました。原発事故等で資金繰りが悪化したとして、8月9日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けました。同社は経営が悪化していたのにもかかわらず、民事再生法の申請直前まで勧誘を続けており、被害者を拡大していた悪質性がうかがえます。
相談者には被害対策弁護団(全国安愚楽牧場被害対策弁護団 TEL.03−3261−3026
<平日11:00〜16:00>ホームページアドレス:http://agurahigai.a.la9.jp/)の情報を提供するとともに、今後の報道情報に注意するよう助言しました。
*安愚楽牧場は平成23年9月6日に民事再生手続き開始が決定されました。 事例Aでも、和牛の預託商法で契約をしていましたが、数年前に業者は破綻し、代表者は逮捕されました。被害者弁護団も結成されましたが、預託金の返金は困難として解散しています。事例Aの場合、身分を明かさず、「7割返金してあげる」と、1割の手数料を支払わせようとしていることから、元関係者を装った詐欺まがいと思われるため、相談者には一切、応じないように助言しました。
この他にも、被害者に偽の弁護団や弁護士名をかたり「被害を救済してあげる」「返金してあげるから」と、手数料を振り込ませる二次被害が発生しています。
●○ 簡単に、絶対に儲かる話なんてありません! ○●
誰でも、簡単に、必ず儲かる話などありません。事例のように和牛の他、コオロギや観音竹などの預託商法もありました。業者が破綻した場合、一度支払ってしまったお金を取り戻すのも商品を受け取るのも大変に困難です。甘い儲け話にはくれぐれもご注意ください。おかしいなと思ったら、消費生活総合センターにご相談ください。

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ご愛読ありがとうございました。 ●
今号をもちまして、「消費生活相談月報」は発行終了となります。10月から「よこはまくらしの情報」と統合し、装いも新たに、暮らしに役立つ消費生活関連情報を掲載した新情報紙を毎月25日に発行します。より読みやすい紙面にして、地域情報等も掲載する予定です。新情報紙におきましても、ご支援・ご愛読いただきますよう、よろしくお願いします。
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