突然訪問した工事業者が強引に工事し、料金を請求された!
昨日、地域ケアプラザの利用者宅に工事業者が訪問し、強引に汚水桝(ます)の掃除と補修をして27万円を請求され、支払ってしまったそうだ。見積書も契約書も渡されず、領収書と名刺しかないが、クーリング・オフできるか相談したい。
(相談者:地域ケアプラザ職員、契約者:85歳 無職)
センターからのアドバイス
訪問販売にも関わらず、販売目的を告げず書面も不交付であり問題のある契約であること、本件はクーリング・オフ対象のため通知の書き方・出し方をアドバイスしました。
センターへの相談は家族やホームヘルパー、ケアマネージャー、地域包括支援センター(地域ケアプラザ等)の職員などからでも可能です。被害の拡大を防ぐために、身近な高齢者がトラブルにあっているのではないかと気づいた場合は、できるだけ早く相談してください。高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、身近にいる家族など、まわりの方が日頃から本人の生活や言動、態度などの様子を見守り、変化にいち早く気付くことがとても重要です。不審な電話や訪問を受けた時の対応、どこに相談したらよいかなどについて、話し合っておきましょう。