電気・ガスの訪問勧誘
突然事業者が来訪し、「電気、ガスが安くなる。検針票を見せてほしい。」と言われた。検針票を見せると、タブレット端末に個人情報を入力するよう求められ、言われるがまま入力し署名した。渡された申込書を見るとこの事業者は代理店で、契約先は異なるようだ。うっかり申し込んだことを後悔している。クーリング・オフしたい。(相談者 30代 男性)
センターからのアドバイス
電力・ガスの小売全面自由化が行われて数年経ちますが、切替えや一本化を勧める訪問勧誘による契約トラブルが依然として多く寄せられています。訪問販売で契約をした場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフできます。
契約解除通知を記録に残る方法で電力・ガス小売事業者宛に送付しましょう。
「安くなる」と言われても、料金算定方法・オプションサービスの有無等の契約内容や契約先をよく確認し、慎重に判断することが大切です。また、検針票には供給地点特定番号など切替えに必要な情報が記載されているので、安易に見せないようにしましょう。