オンラインゲームで高額課金
実家に帰省した際、小学生の子どもが私の父のタブレット端末でオンラインゲームをした。後日父から「クレジットカードに高額な決済が上がっている。請求元がプラットフォーマーの名前なのでゲームアプリではないか。」と連絡があった。小学生の子どもに問い質したところ、ゲームで複数回課金したことを認めた。父はタブレット端末に2枚のクレジットカード番号を保存しており、決済できたようだ。請求額は合計30万円ほどになる。親が許可していないので、未成年者取消しをしたい。(相談者 40代 女性)
センターからのアドバイス
「子どもが保護者の承諾なくオンラインゲームで課金してしまった」というご相談が依然として多く寄せられています。民法では、未成年者が保護者の同意なく契約した場合は取り消すことができますが、子どもが大人のアカウントで課金した場合は、その所有者が決済を行ったとみなされ、取消しに応じられない場合もあります。また、クレジットカード会員のカード管理責任を問われる可能性もあります。オンラインゲームで遊ぶ際は、事前に子どもとルールを決め、「ペアレンタルコントロール」機能を利用して保護者が管理できるようにしましょう。
・子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意!!(国民生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240313_1.html