食品による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう
年末年始に、人と集まる機会で子どもと一緒に食事をする方も多くいらっしゃると思います。食品による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)について、消費者庁や国民生活センターが注意喚起をしています。
子どもの口の大きさは3歳児で直径約4cmで、喉はそれよりも細いため、口の中に入るものは何でも窒息や誤嚥の原因になる可能性があります。小さな子どもはかみ砕く力や飲み込む力が十分発達していないため、咀嚼(そしゃく)できずに丸ごと飲み込んでしまう状況も考えられます。特に、
- 粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みにくいもの…カットパンなど
- 丸いもの、つるっとしたもの…ミニトマト、ブドウ、うずらのたまご、キャンディーチーズなど
- 固くてかみ切りにくいもの…硬い豆、ナッツ類、おかきなど
には注意が必要です。
今一度、普段食べている食品が窒息につながる可能性があることを認識して小さく切ってから与え、子どもとの食事の際は最後までそばで見守るようにしましょう。
●Vol.569 パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20211020/