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事例詳細
保存食を自主回収するというニュースを見たが、どこで情報を得られるか？
昨日、スーパーで保存食品を購入したが、カビが発生する恐れがあるということで、自主回収するというニュースを目にした。どこで自主回収の情報を手に入れたら良いか？
ポイント！
令和３年６月１日から事業者による食品等の自主回収（リコール）情報を行政が確実に把握し、消費者への情報提供につなげ、食品による健康被害の発生を防止するため、事業者が自主回収（リコール）を行う場合には行政への届け出が義務付けられました。
これにより、自主回収（リコール）に関する情報を一元的にオンラインで確認できるようになりました。
「食品衛生法と食品表示法に基づく公開回収事案検索サイト（厚生労働省）」
- 報告対象となるリコール情報は、次のとおりです
・大腸菌による汚染や異物の混入等（食品衛生法違反または違反のおそれ）
・アレルゲンや消費期限、保存方法等の安全性に関する表示の欠落や誤り（食品表示法違反）
- 報告対象から適用が除外される場合は、次のとおりです
食品衛生上の危害が発生するおそれがない場合として厚生労働省令・内閣府令で定めるとき
（例）
・不特定かつ多数の者に対して販売されたものではなく、容易に回収できる場合
・当該食品等を消費者が飲食の用に供しないことが明らかな場合
- 確認できる情報は次のとおりです
自主回収される食品等（食品、添加物、器具、容器包装等）について、商品名、回収理由、想定される健康被害等の情報が確認できます。
もしトラブルにあってしまったら
販売店に相談してみましょう。
自主回収についての情報を得ている場合があり、既に回収・返金の対応を行っていることもあります。
製品のメーカーに問い合わせてみましょう。
自主回収の発表がされた直後は混み合っている可能性がありますが、発表された情報を得るために、ホームページやお客様相談室などに問い合わせて確認してみましょう。
各行政機関のホームページを参照してみましょう。各事業者から届け出された情報を得ることができます。
厚生労働省「公開回収事案検索サイト」で食品等の自主回収情報について確認ができます。
厚生労働省https://ifas.mhlw.go.jp/faspub/IO_S020501.do?_Action_=a_backAction
消費者庁「リコール情報サイト」には、関係行政機関等が公表している情報や、事業者から任意で提供のあった消費者向け商品に関する情報のうち、是正措置（回収・改修・注意喚起等）に該当する情報が掲載されています。
消費者庁https://www.recall.caa.go.jp/index.php
食品等によりご自身に健康被害のおそれがある場合
お住まいの管轄もしくは販売された地域の管轄の保健所に連絡しましょう。
参考リンク
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