事例詳細

儲かるからと勧められたリゾート会員権を解約したい。

教養・娯楽 マルチ商法

SNSでお茶をしようと呼び出されレストランに行ったら、「旅行が安く行ける」「人を紹介すれば収入になる」と言われ、説明会に連れて行かれた。話を聞いているとマルチ商法だと分かり、一度は帰ったが、再度呼び出され勧められ、仕方なく入会した。入会金の17万円はカードで決済し、月会費の13,000円を3ヶ月間支払ったが、ホテルを取ろうとしても予約できず、勧誘しても収入にならない。説明と違っていたので解約して返金してほしい。

 

センターからのアドバイス!

クーリング・オフ期間(20日間)は過ぎていましたが、契約目的を告げずに相談者を呼び出し、強引に契約を勧めている点や、内容に虚偽説明があったと事業者に書面で通知し、解約を求めるよう助言しました。センターから和解案の提示を求めたところ、事業者から申込金額の半額から紹介活動費と施設利用の事業者負担分を差し引き、4万円の返金を提案してきましたが、積極的な紹介活動はしていないし、希望する施設の利用はできなかったと再度返金額の増額を交渉したところ、申込金額の7割と利用分等を差し引き、8万円の返金となりました。相手の説明をうのみにして契約することはとても危険です。十分内容を確かめて契約しましょう。

 

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