事例詳細
不正なセキュリティソフトのダウンロード
情報通信サービス
架空請求
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「パソコン操作中に警告画面が表示され、セキュリティソフトをダウンロードしてしまった」「突然警告音が鳴り、ウイルスに侵されていると表示されたので、そこに書かれた電話番号に電話してカード情報を教えてしまった」「身分証などの個人情報を伝えてしまった」という相談が多く寄せられています。
中には、海外サイトと思われる事例も多く、解約交渉が困難なケースも見受けられます。
ポイント
- PC用セキュリティソフトの契約が継続契約になっており、毎月、1年に1回などと定期的に支払いを求められます。
- 事業者に解約の意思を伝えずに、一方的にクレジットカードを止めたり、カード番号を変更するだけでは契約が続行しているとみなされ、事業者から引き続き請求が来る可能性があります。
もしトラブルにあってしまったら
- まずは事業者の連絡先メールアドレスまたは問合せフォーム(注文確認メールなどに書かれている場合があります)から、解約の意思を伝えます。英語の場合は英語で意思を伝えます。(英語で解約の意思を伝える場合は、下記の越境消費生活センターのHPを参考にしてください)
- クレジットカード番号を入力している場合は、解約の意思をカード会社にも連絡し、請求元情報と決済代行業者の有無を確認し、契約に至った経緯をまとめ、解約を求める旨の書面を関係先に送付します。
- 不正なソフトをダウンロードしていないか、大手家電量販店などで販売しているウイルスソフトでスキャンします。
- 伝えた個人情報を適切に扱う事業者かどうかは、センターでも判断できません。
契約の際に入力したり相手に伝えた氏名、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号などの個人情報は取り戻せません。不審な電話やメール、郵便物に注意したり、身に覚えがない請求がないかなど注意しましょう。
クレジットカード番号を入力してしまった場合は、不正な請求が来る可能性もありますので、必ず月々の請求明細を確認するとともに、カード情報の変更手続きなどについて、カード会社へ相談しましょう。
参考リンク
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