事例詳細
『害虫・害獣の駆除』で高額請求
住まい
過量販売次々販売電話勧誘販売訪問販売
若者
高齢者
『暮らしのレスキューサービス』には「トイレの詰まり」や「鍵の修理・開錠」などの他に、ゴキブリ・ネズミなどの「害虫・害獣駆除」のトラブルがあります。
日常生活で緊急事態の際、インターネットで「基本料金900円から」などの安価な広告を信用し駆除を依頼したが、事業者に勧められるがままに薬剤散布まで行い、高額な請求となるケースが増えています。
ポイント!
- インターネット上の広告に記載されているような安価な費用や、検索で上位に出てきた業者の評判だけをうのみにすると、実際には何倍もの費用がかかることも想定されます。
- 作業が進むにつれて薬剤の散布や、その必要性を事業者から告げられると断りにくくなります。
- 「この事業者は信用できるか」「どの事業者に依頼したらよいか」というご質問もよく寄せられますが、特定の事業者の信頼性や評判について、消費生活センターでは判断できないため、事業者を紹介することはできません。(契約前はどこと契約するのか、契約しないのかも含め自由です)
- 一旦契約すると、クーリング・オフなど一定の条件以外は一方的には解約はできません。
※場合によってはクーリング・オフの期限が過ぎていても解約できる可能性があります。
トラブルにならないために
- 緊急時に慌てないよう、普段から生活圏域の事業者の情報を集めておきましょう。
集合住宅であれば、管理事務所やオーナー(大家)に緊急時の対応について相談しておくと安心です。 - 作業前に料金と作業内容を確認し、納得できないときはその場で判断せず、応急処置に留め、追加の作業を断りましょう。
契約をせかされたり、次々と高額な作業を提案されても、必要性や料金・内容に不安がある場合はその場で判断せず作業を断りましょう。 - 作業後に高額な料金を請求された場合は、その場で支払うのは避けましょう。
料金や作業内容に納得できない場合は、支払う意思があることを伝えて、その場での支払は断りましょう。 - 困ったら、消費生活総合センターに相談しましょう。
広告等の安価な料金を見て依頼したが、実際には当初想定した料金とかけ離れた高額な作業を勧められて契約した場合は「クーリング・オフ」が適用される可能性があります。
参考リンク
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