![]() |
事例詳細
『ロードサービス』広告より高額な請求
交通・運輸
点検商法電話勧誘販売不当請求
若者
高齢者
『暮らしのレスキューサービス』で、車のロードサービスがあります。
インターネット広告に掲載された安価な料金を見て、作業を依頼したところ、来訪後に広告とかけ離れた高額な料金を請求されたという「ロードサービス」に関するトラブルのご相談が多く寄せられています。
ポイント!
≪車に乗る前に≫
- 日常点検を実施しましょう。
車を注意深く観察することで、不具合のある箇所を早期に発見できます。
(タイヤの溝の深さや空気圧、ランプ類の点灯、エンジンのかかり具合や音など)
≪ロードサービス利用前に≫
- ロードサービス業者を呼ぶ前に、「契約の損害保険会社」か「保険代理店」に自動車保険契約の内容を問い合せ、ロードサービスの利用ができるか確認が必要です。
- 「車の販売会社(ディーラー)が提供しているロードサービスや、会員制のロードサービスの利用ができるのか確認しましょう。
- どの事業者であっても作業依頼前には、必ず「契約内容や料金、キャンセル料」などをあらかじめ確認してください。
≪インターネット広告における注意点≫
- インターネット検索で検索結果の上位に情報が記載されているから「安心」ではありません。検索結果の上位に「スポンサー」「PR」などと表示されている広告枠が表示されることがあります。
これは「リスティング広告」と言われるもので、ユーザーが検索したキーワードに合わ せて表示されるWeb広告です。ユーザーを自社に誘導するために、業者が安価な金額表示で目を引くように広告を出している場合もあります。 - 必ずしもインターネット広告に記載された料金で依頼できるとは限りません。
安価な金額表示はうのみにしないようにしましょう。
もしトラブルにあってしまったら
- 事前に説明を受けた費用とかけ離れた料金を作業後に請求を受けたり、作業後に故障箇所が直っていなかったり、料金や作業内容に納得がいかない場合は、後日納得した料金を払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱりと断ります。
- 広告には安価な金額が表示されていたが、その広告とかけ離れた高額な請求を受けた場合などは、「不意打ち的な訪問販売」としてクーリング・オフを主張することができる可能性があります。
- お早めにセンターにご相談ください。
参考リンク
- 日常点検15項目(私にもできるマイカー点検)(JAF:一般社団法人 日本自動車連盟)
- ロードサービス業者との料金トラブルにご注意ください(一般社団法人日本損害保険協会)
- ネット検索で見つけたロードサービスのトラブル(国民生活センター)
- インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増-20歳代や学生は特に注意を!- (国民生活センター)
関連記事