事例詳細
簡単なタスクをこなす副業で高額な支払いを求められた
情報通信サービス
アフィリエイトプログラム架空請求二次被害不当請求
若者
SNS等に表示された副業を勧める広告から、簡単なタスク(作業)をこなすだけで、高収入を得られると思い手続きした。報酬は数回もらったが、相手から作業ミスを指摘され、修正費用として高額な請求をされ支払いに困っている。
【タスクの一例】
- 音楽ストリーミングサービスのアプリのスクリーンショットを取って報告するだけ
- 音楽配信アプリで音楽を聴き、報告するだけ
- 動画を視聴し、報告するだけ
- 相談に乗るだけ
このような簡単なタスクで高収入を得られるという広告になっており、少額の参加費用を支払った後、初めはこの参加費用を超える多少の報酬を得られる場合もあります。しかし、最終的には高額な費用を支払うように言われたという相談が多く寄せられています。
ポイント!
「簡単なタスク」で収入を得られるという誘いには乗らないことが重要です。
最初は少額の報酬が得られる場合がありますが、その後に次のような理由をつけて高額な費用請求を受けることがあります。相手の特定が困難な場合が多いため、一旦振り込んでしまうと被害回復が困難です。
【送金させる理由の一例】
- ・タスクをする前には送金が必要だ
- ・ミスして発生した損害を回復させる費用の送金が必要だ
- ・報酬を引き出すためには手数料の送金が必要だ
見慣れないアプリやウェブサイトに注意しましょう。
収入が得られているように装ったアプリで、巧妙な手口が仕組まれているものもあります。 安全性も不明なため、安易にインストールしたり、アクセスしたりしないようにしましょう。
個人情報の取り扱いには注意しましょう。
運転免許証や、マイナンバーカードなどの提示を求められて、相手に自分自身の個人情報を伝えてしまうと、悪用される危険性があります。安易に個人情報を伝えないようにしましょう。
もしトラブルにあってしまったら
トラブルを一人で悩まず、周囲に相談してください。
- 費用の振り込みを求められても相手の言うなりにならず、追加の費用を支払うことはやめましょう。まずは消費生活総合センターにご相談ください。
- 警察相談専用電話「#9110」に相談しましょう。 最寄りの警察署の相談の総合窓口につながります。
- 振り込んだ相手の金融機関に相談しましょう。「振り込め詐欺救済法」に基づく救済が可能かを確認します。ただし、相手の銀行口座に残高がない場合は返金されません。
お早めにセンターにご相談ください。
参考リンク
- SNSなどを通じた投資や副業といった「もうけ話」にご注意ください!(消費者庁)

- スキマ時間に気軽に稼げる等とうたう副業トラブル!-簡単なタスクを行う副業でお金を払う??詐欺に騙されないで-(国民生活センター)

- 振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ(金融庁)

関連記事






.png)










